設計・開発改革の第一歩は、どこから手を付ければ良いかを正しく見極められるかどうかが重要なポイントになります。そのためにはまず問題の構造と階層(レベル、ツリー等)を正しく明確に分類して、問題の本質を関係者全員で理解&共有し、課題として可視化することが必要条件となります。
開発設計にまつわる構造分類の例
1.戦略や企画の問題
・事業戦略との整合
・製品戦略と製品ラインナップ
・技術戦略や標準化戦略
・リソース戦略・最適配分
2.構造や仕組みの問題
・商品企画の仕組み
・プロセスと管理の仕組みやツール
・情報システムやナレッジ管理
・組織体制/評価制度
3.実行や運用の問題
・個別実行計画と実績管理
・実行情報が参照できる仕組み
・スキルアップ教育
・コミュニケーション方法とツール
課題を全社で共有したうえで経営トップに主体となってもらい、可視化した課題の階層別に実行責任者を明確にして、今後の改革の取り組みのシナリオをご提案いたします。
設計・開発改革に向けた取り組み
問題構造把握のあとは、優先順位にしたがって取り組みを進めていただくことになりますが、ジェムコ日本経営は「ものづくりのあらゆる課題」に関するテーマの網羅性を強みとしていますので、改革の効果が明確に現れるまで一気通貫した粘り強い支援が可能です。