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＜Session -1＞
グローバル時代の原価管理・あるべきマネジメントとオペレーション

多くの欧米企業では、コストを着実に捉えた受注可否基準を元にビジネスを行い、着実に利益を上げている。一方、日系企業は受注可否基準があいまいで、成り行きで受注をし、結果赤字になるという体質の企業がきわめて多い。その違いは何か。一つは、標準原価の精度。二つ目は、標準原価をふまえた、損益管理のやり方である。本セッションの前半では、グローバル競争で勝ち抜くために必須となる、標準原価活用と損益管理について、その重要性と事例について解説します。
また、原価管理のシステムを早急に導入しても使いこなせない企業が多いのも事実。その主な理由は、三つ。一つは、そもそも損益管理に活用できるコストの管理単位になっていないケース。二つ目は、改善につながるシステムとして企画されていないケース。三つ目は、ビジネスや業務が変化し、システムも進化し続けていかなければならない中、変えないもしくは、変えられないシステムになっていて、活きたシステムになっていないケース。そうならない為には、原価計算の仕方や構造の基本を理解しておく必要がある。今回は、原価管理システムを入れる前に必要な、オペレーションやデータ定義の考え方について、原価管理システムを活用して出た事例を参照しながら解説します。また、システム企画が手作業であったとしても、人材育成につながるような事例についても解説します。

【本セッションのポイント】～事例をベースとした具体的内容～

・利益を出すためのグローバル損益管理
・標準原価の活用
・改善につながる原価管理システム
・最適なコストの管理単位の考え方
・ システム導入を行う過程で人材を育成する

＜Session -2＞
～損益管理から現場改善まで～MCFrame原価管理の活用事例紹介

近年、原価計算システムに求められる要求レベルが非常に高まっています。つまり、従来の財務決算目的の「原価計算」から、管理会計目的で現場改善や収益管理に使える「原価管理ツール」としての役割が求められています。
弊社の"MCFrame原価管理"は日本の製造業様で多数ご採用され、「原価管理ノウハウ」を集約した原価管理パッケージとしてご評価いただいております。
製造業様の「現場」・「営業」・「経営」をつなぐビジネスチェーンとして、導入済み企業でどのようにMCFrame原価管理が活用されているかをご紹介いたします。

【本セッションのポイント】～事例をベースとした具体的内容～

・原価管理システム構築における課題とその解決策
・精緻な原価計算をするための仕組み
・原価計算から現場改善、収益管理に繋がる仕組み